アカモンガラ。
研究室の海水魚水槽。

紺色のカワハギ類は「アカモンガラ」。
山吹色に縞模様のカワハギ類は「クマドリモンガラ」。
白い地色に黒い縞模様は「ヨスジリュウキュウスズメダイ」。
動画1の様に、餌を与えると飛ぶように集まる!
アカモンガラとクマドリ。(1)
モンガラカワハギ類とカワハギ類は「親戚筋」であり、同様の魚種と解釈しても良いが、食性などが異なる面がある為、ここでは別の魚種と扱ってみましょう。
カワハギ類は底性動物や藻類を捕食しており、餌食いはスローイーターと言えます。
モンガラカワハギ類はエビ類、カニ類、ウニ類、貝類などを好み、丈夫な歯で囓って捕食しています。
カワハギ類、流通しているカワハギ類は、ニシキカワハギ、ヌリワケカワハギ、ヒゲハギ、モロコシカワハギ、フチドリカワハギなどで、何れも冷凍ブライシェリンプなどに餌付き飼育は容易です。
テングカワハギはサンゴやそれに付いている小動物を捕食する為、飼育には難があるとされていますが、採集した個体をすぐに水槽で飼育すると餌食いは良いとされています。
テングカワハギは「食べる口より吸う口」であり、餌付けには一工夫が必要とされています。
モンガラカワハギ類は体を突っ張る場所が無い場合、水底に横になる事が普通です。
モンガラカワハギ類はエビ類、カニ類、貝類などを「常食」としており、特に甲殻類のエビ類、カニ類を常食としている生態面からすると意外と肉質は良い魚種かも知れません。
モンガラカワハギ類は、ご存じの通りシガデラ毒魚でもあり、「アルカロイド」という毒を備えておりますが、毒化する傾向は北に上がるにつれて弱まる傾向にありますので、日本近海に見られるモンガラカワハギ類は毒は全く無いか、弱いと思われます。