画像は採集したサザナミヤッコ幼魚です。 鹿児島県本土では早い時期で5月、6月頃に観察され、9月、10月頃に再び出現しますが、5月、6月に出現する個体は土着個体の産卵の様で、9月、10月頃に出現する個体は海流による個体群と思われます。 成魚は網にも掛かる事があり、網干し場に見られる事があります。 幼... 続きをみる
2019年3月のブログ記事
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画像はアマミサソリモドキです。 奄美群島、十島村、三島村、鹿児島県本土と観察されますが、その尻尾から発射される独特の酸液は何とも溜まらない酸味の臭いがします。 奄美大島で「プー」、甑島で「へコキムシ」と呼称される様に、やはりその酸液の臭いがそのまま地方名となっております。 鹿児島県本土が自然分布の... 続きをみる
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チョウチョウウオ類は梅雨明け頃から観察される様になりますが、この画像のチョウチョウウオ類はシーズンに観察される普通種です。 俗に呼称される「豆チョウ」よりは飼育し易いサイズですが、このサイズの500円玉サイズではとにかく給餌の回数を多くしないと成長しませんね。 鹿児島県本土では個体数も多いですが、... 続きをみる
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画像はアマミイシカワガエルです。 沖縄本島の個体群と同種とされておりましたが、遺伝子や斑紋の差異などから別種となり新種「アマミイシカワガエル」と分類されました。 日本で最も美しいカエルとされている本種は、原生林の貴公子でもあり、生態系の上位でもあり、サワガニなどを捕食します。 原生林の沢沿いによく... 続きをみる
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画像はトカラ列島小宝島に定期船が入港した時の画像です。 画像の青い海と水は国内でも最も美しい海域の一つとも言われております。 トカラ列島悪石島までは何となく本土と似た印象が残っておりますが、悪石島と小宝島にまたがる「渡瀬線」を境目として風土、地質、生物層が入れ替わります。 小宝島は海水淡水化設備な... 続きをみる
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奄美大島の原生林は様々な生物類の生息、繁殖の場でもあります。 雨上がりの後の水溜まりはイモリ類が産卵します。 普段は原生林の落ち葉の中などに隠れておりますが、雨が降ると姿を現します。 アマミシリケンイモリ成体。(2002年頃) アマミシリケンイモリ幼体。(2002年頃) このトカゲ類は、昼間は落ち... 続きをみる
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画像は奄美大島の原生林に生息するイトトンボ類です。 原生林は「原色の世界」で様々な生物類が共存しています。 昆虫類、両生類、爬虫類、哺乳類、鳥類、魚類など生粋の生物類が観察されます。 原生林で観察されるイトトンボ類。(2002年頃) 以上でした!!
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画像は昨年の10月に採集したハタ類の「ヌノサラシ」です。 よくなついており、餌を求めて水面下に近づいて来ます!! ヌノサラシ、キハッソク、ルリハタ、アゴハタなどのハタ類は危険を感じると「グラミスチン」と呼称される毒液を出し、水を白く泡立たせる習性から英語では「ソープフィッシュ」と呼称されています。... 続きをみる
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プログを始めました。 興味のある方はご訪問お待ちしております。 生物観察が主体のプログです。 鹿児島県種子島のマンブローブ。(2000年) 沖縄県久米島の海岸。(2005年) 沖縄県久米島の河口。(2005年) 沖縄県久米島の海岸のリーフ。(2005年) 沖縄県久米島で観察中のツノダシ。(2005... 続きをみる