タガメの羽化ラッシュが続いております。 5令幼虫が脱皮して成虫に変化する場面や、脱皮後の新成虫の体色が色付いてくる場面はとても「感動的」です。 タガメは成虫になりますと「獰猛」となり、それと乗じて水辺の生態系の上位となります。 タガメは昆虫類ではカエルや小魚などの「脊椎動物」を「常食」とする数少な... 続きをみる
2019年8月のブログ記事
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ソラスズメダイは岩場、リーフで普通に観察できる。スズメダイ科の普通種です。 和名の通り、「空色」の体色はどこでも目立つ存在であり、幼魚のうちは群れているためか、アクセントにもなり非常に綺麗な印象を感じさせてくれます。 大きく成長するにつれて「群れ」から「単独」になりますが、自然の海中では鮮やかな「... 続きをみる
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水田も盛夏を迎え、これまで幼虫で観察されていたゲンゴロウ類が成虫で観察される様になりました。 水田を通じて「世代交代」も今年は終了し、今年産卵した旧成虫と今年羽化した新成虫は、水田の水が抜かれると同時に湿地に戻っていくと思われます。 水田を繁殖地とし、水田をゆりかごとしている水生動物はここだけでも... 続きをみる
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水田も次第に水が抜かれていきますが、水をまだたたえた水田には水場を追われた小魚が集まります。 この小魚やドジョウ、メダカも水路を伝わりもとの湿地に戻っていくものと思われます。 ドジョウとメダカが出現。
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アマミサソリモドキも産卵、孵化が始まりました。 サソリモドキ類は成体が卵を体に抱き着けて2令幼体までを保護する習性があります。 この習性は「サソリ類」「蜘蛛類」にも共通の生態ですが、「子孫」を「確実」に伝える「生態」には小動物としての「神秘」も感じさせます。 人工飼育下における卵の孵化と1令幼体を... 続きをみる
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2019年の最初のタガメの成虫が脱皮しました。 2019年6月30日に孵化して丁度丸1カ月で成虫に育ちました。 2019年は梅雨が長く湿度が高い日が多いでしたが、梅雨が明けると「猛暑」となり、とにかく気温が平均的に例年よりも高めでしたが、孵化から羽化までの時間は平年通り約1カ月でした。 秋ですと気... 続きをみる