2019年、タガメの羽化。
2019年の最初のタガメの成虫が脱皮しました。
2019年6月30日に孵化して丁度丸1カ月で成虫に育ちました。
2019年は梅雨が長く湿度が高い日が多いでしたが、梅雨が明けると「猛暑」となり、とにかく気温が平均的に例年よりも高めでしたが、孵化から羽化までの時間は平年通り約1カ月でした。
秋ですと気温や水温の関係上、2カ月ほど時間がかかりますが、水生昆虫はほとんどの種類が孵化して幼虫から成虫まで1カ月、2カ月で成虫になりますし、寿命も1年から3年ほどありますので観察、飼育に興味深い面があります。
タガメは飼育下では活動時期以外は「越冬」させて2年、時には3年寿命がある個体もありますが、全くの室内飼育では1年以内という個体が多い傾向にあります。
「越冬」は生物の「生態上」、肝要な面なのでしょう。
羽化したばかりの新成虫。(2019年8月3日深夜)
羽化から時間が経ち色付いてきた新成虫。
羽化直前の5令幼虫。
5令幼虫。
4令幼虫の脱皮。