タガメの幼虫。
タガメは「田亀」と漢字で書く様に水生昆虫では最大種ですし、小魚やカエルなどのいわゆる「脊椎動物」を常食している数少ない昆虫類でもあります。
もともとは稲作の普及により水田を通じて広まっていった水生昆虫ともいわれており、タガメの他にも「メダカ」や「ドジョウ」など、「水田」や「稲」に由来している水生動物は多くあります。
画像はタガメの2令幼虫の「脱皮」ですが、「脱皮」により新しい幼虫が現れる場面は、本当に生命の「神秘」ともいえます。
タガメは1令から5令まで幼虫期がありますが、2令から4令までの幼虫期は緑色をしており、「水草」への「擬態」ともいわれております。
タガメ2令幼虫の脱皮。
脱皮後の2令幼虫。
雌の成虫。