sinchan研究室

趣味の部屋「sinchan研究室」の生物観察を中心としたプログです。

サザナミヤッコ、アミモンガラ、チヌ(クロダイ)、キジハタ、ムラサメモンガラ、ナンヨウツバメウオの採集魚の混泳90cm水槽。

画像は採集したサザナミヤッコ、アミモンガラ、チヌ(クロダイ)、キジハタ、ムラサメモンガラ、ナンヨウツバメウオの飼育画像ですが、すべて鹿児島県本土にて採集した個体ですが、丈夫な魚種であるだけに画像の様に幼魚の時から一緒に飼育していた為か、仲間割れもせずに育ってくれました。


アミモンガラは幼魚の時期は流れ藻や流木と一緒に漂う生態面がありますが、画像に映っているアミモンガラは港内を漂うところを網で掬い採集後に淡水浴でだいぶ寄生虫(イカリムシ、ウミチョウなど)が駆除できてから水槽に移しましたが、飼育下では強健でとにかく丈夫で餌も何でも食べ成長していきましたので、採集場所に戻っていただきました。


サザナミヤッコは幼魚から採集して半成魚まで成長過程の色変わりを観察して、水槽のトップとなり他の魚類と合わなくなりましたのでやはり採集場所に戻し、チヌ(クロダイ)は採集直後から時間をかけて様子を観察しても水槽飼育にあまり適応しない様でしたので、やはり戻っていただきました。


最終的には、キジハタとムラサメモンガラの採集個体が残ったのみでした。


アミモンガラは何でも食べて泳ぎ回りますし、サザナミヤッコはトップとしてきかせようとしますし、チヌ(クロダイ)は水槽飼育に慣れない様で戻っていただきましたが、この中でもアミモンガラはとても強健で飼育が容易でした。

画像の右寄りにサザナミヤッコ、アミモンガラ、チヌ(クロダイ)、ムラサメモンガラ、ナンヨウツバメウオが映っております。


(画像は1995年頃)

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