sinchan研究室

趣味の部屋「sinchan研究室」の生物観察を中心としたプログです。

2月4日は「十島村本土復帰の日」、2022年2月4日は「十島村本土復帰70周年」❗

十島村本土復帰70周年❗


2月4日は「十島村本土復帰の日」❗


1952年2月4日に本土復帰を果たし2022年2月4日は「十島村本土復帰70周年」❗

1946年2月2日、占領軍により屋久島以南に存在する南西諸島は本土から分断される。


十島村の口之島が事実上の「国境」となる。


十島村は元々が上三島、下七島より構成されていた。


下七島(現在の十島村)である有人島の口之島、中之島、平島、諏訪之瀬島、悪石島、小宝島、宝島、臥蛇島(1970年より無人島)は本土から行政分断され米軍の占領下となる。


上三島(現在の三島村)である黒島、硫黄島、竹島は本土から分断されず後に行政独立し「三島村」となる。


黒島。(三島村)

硫黄島。(三島村)

竹島。(三島村)

下七島(現在の十島村)は、1952年2月4日に本土復帰し「十島村」となり行政独立。

有人島である口之島、中之島、平島、諏訪之瀬島、悪石島、小宝島、宝島、臥蛇島(1970年より無人島)、無人島である小臥蛇島、上之根島、横当島が「十島村」となる。


宝島。(十島村)

小宝島。(十島村)

宝小島。(十島村)

平島。(十島村)

臥蛇島(十島村、1970年より無人島)

小臥蛇島。(十島村)

鹿児島市内に「十島村役場」を設置して鹿児島市内と十島村を村営フェリーが連絡する。

(画像は2002年)

村内に「村役場」が存在しない村は「十島村」「三島村」沖縄県「竹富村」と珍しい事例でもある。

ヌノサラシ❗

ヌノサラシは近年に「ヌノサラシ科」から「ハタ科」に分類される様になったハタの1種であり、皮膚から白い泡立つ毒液を放出するという生態面から英語で「ソープフィッシュ」と呼称される。


屋久島では海岸の潮溜まりに幼魚がよく観察されます。

貪欲な食欲を発揮し、口に入る小動物は何でも捕食してしまいます❗

餌となる何かを探すヌノサラシ。

黒い地色に白い縞模様は意外と「綺麗」です。

水槽内を泳ぎ回り餌が食べたい時は水面下まで上がってきます。

鹿児島県本土のハナキンチャクフグ。

「ハナキンチャクフグ」は「キタマクラ」と同属に分類されるフグ類で、最大でも10cmに達しない小型のフグ類です。

「キタマクラ」と比較すると「ハナキンチャクフグ」がおっとりとした印象で、おとなしく複数の同種を一緒に泳がせる事が可能です。

幼魚が観察される時期は比較的早い時期であり、年にもよりますが5月下旬あたりには観察されます。