sinchan研究室

趣味の部屋「sinchan研究室」の生物観察を中心としたプログです。

チョウチョウウオ類幼魚。

チョウチョウウオ類は梅雨明け頃から観察される様になりますが、この画像のチョウチョウウオ類はシーズンに観察される普通種です。
俗に呼称される「豆チョウ」よりは飼育し易いサイズですが、このサイズの500円玉サイズではとにかく給餌の回数を多くしないと成長しませんね。
鹿児島県本土では個体数も多いですが、土着個体の産卵は考えにくく、南下した三島村、十島村からの北上個体、いわゆる「無効分散」「死滅回遊」の個体群と思われます。


ゴマチョウチョウウオ幼魚。(2013年頃)

トゲチョウチョウウオ幼魚。(2013年頃)

チョウハン幼魚。(2013年頃)

3個体揃えた画像。(2013年頃)


以上でした!!

原生林のアマミイシカワガエル。

画像はアマミイシカワガエルです。
沖縄本島の個体群と同種とされておりましたが、遺伝子や斑紋の差異などから別種となり新種「アマミイシカワガエル」と分類されました。
日本で最も美しいカエルとされている本種は、原生林の貴公子でもあり、生態系の上位でもあり、サワガニなどを捕食します。
原生林の沢沿いによく観察されるカエルであり、鳴き声もとても美しいカエルです。
鹿児島県の保護動物でもあります。


画像は奄美大島にて。(2005年頃)

アマミイシカワガエルの生息する原生林。


以上でした!!

トカラ列島小宝島の海。

画像はトカラ列島小宝島に定期船が入港した時の画像です。
画像の青い海と水は国内でも最も美しい海域の一つとも言われております。
トカラ列島悪石島までは何となく本土と似た印象が残っておりますが、悪石島と小宝島にまたがる「渡瀬線」を境目として風土、地質、生物層が入れ替わります。
小宝島は海水淡水化設備など、水を得る方法にも配慮がなされており、悪天候時には定期船が汽笛を鳴らして素通りする場合もあり、トカラ列島「臥蛇島」に続く「無人島化」などが最も懸念されましたが、最近は「子宝の島」としてUターンもあり、海水から塩を製塩などで特産物として観光アピールもなされております。


小宝島の港。(2002年頃)
















来島者や輸送物資などを待つ地元の自動車。(2002年頃)








「小宝島」の姿は妊婦が横になっている様で、「子宝島」の呼称もあります。
(2002年頃)




定期船は「小宝島」を出港後、「宝島」に向かいます。(2002年頃)



以上でした!!