画像はハタ類の「キジハタ」とチョウチョウウオ類に近縁とされる「ナンヨウツバメウオ」の飼育画像です。 キジハタは関西地区では「アコウ」と呼称され釣り魚でも食用魚でも人気がありますね。 関西地区では「クエ鍋」が有名ですが、クエの刺身でも食べてみて食感的に思いますが、ハタ類の刺身は大魚のわりにはとても旨... 続きをみる
sinchan研究室の新着ブログ記事
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シマゲンゴロウはその和名の様に黒い地色に金色の縞模様がとても綺麗なゲンゴロウ類です。 自然から授かった色彩としか言いようのないこの縞模様が他のゲンゴロウ類とすぐに区別できます。 他のゲンゴロウ類と異なり、池などよりも水田によく観察され、秋頃の9月、10月になりますと水域からはほとんど観察されなくな... 続きをみる
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この画像は2003年頃の画像になりますが、鹿児島県トカラ列島におけるクワガタムシ類の材採集の画像です。 トカラ列島は、2004年より村条例にて昆虫採集が禁止され、それに伴い昆虫採集を目的とした渡島が出来なくなりましたが、それまでは幾度となく出かけた島嶼でした。 亜熱帯区と温帯区のそれぞれの分布の南... 続きをみる
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画像は釣ったハタ類を水槽飼育した時の画像です。 堤防で釣れたハタ類ですが、120cm水槽で飼育してみました。(2001年当時) 餌付きもよく人間にもよく慣れましたが、水槽と比較しても理解できると思いますが、この数日後、釣った場所に戻しました。 魚市場の水槽に欲しいという方もおりましたが、やはり海へ... 続きをみる
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鹿児島県甑島下甑島の港内の熱帯魚達です。 戻船を待つ時間に港内の熱帯魚達を観察してみました。 タイトルになっている「ツノダシ」は海水魚の中でも本当に神秘的で和名にもなっている背ビレが何ともいえません。 時々、黄色と白の体色が緑に光るなど、海中の「生命」を感じさせてくれます。 ツノダシは1属1種の海... 続きをみる
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画像は奄美大島にて採集したアマミアオガエルの飼育画像です。 オタマジャクシから育てていき、しまいには人間の手からも餌を食べる様にもなります。 オタマジャクシから子ガエルに変態した時期の餌の準備に手間がかかりますが、成長していくごとに慣れてどんどん食欲も旺盛になります。 カエル類はいわゆる「自家中毒... 続きをみる
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画像は鹿児島県屋久島にてチョウチョウウオを釣った時です。 ずいぶん昔の画像ですが、チョウチョウウオは南西諸島では釣りの餌盗りとして図々しい程ですが、鹿児島湾では堤防などから姿が見えていても釣り餌には見向きもしない場合が多いです。 食性などの面もあるでしょうが、東シナ海や太平洋の堤防などからの釣りで... 続きをみる
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アマミシリケンイモリは山間部、海岸沿いを問わず観察されます。 雨の降る前、雨の降る時に出現し歩いております。 この両生類が出現すると「雨が降る」と解釈しても良いと思います。 なぜか日中にはあまり出現しません。 朝方は歩いている個体を見かけても日が上がるにつれて見かけなくなります。 アマミシリケンイ... 続きをみる
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キノボリトカゲは名前の通り、樹上に生息するトカゲ類であり、日本で約30年ほど前に流行した「エリマキトカゲ」の親戚筋でもあります。 奄美大島では原生林、海岸線をとわずに観察され、多数生息している場所では日中に鳴く習性があります。 樹上を這い回る生態には面白いものがあります。 樹上のキノボリトカゲ。(... 続きをみる
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奄美大島の景色は原色そのものです。 動物類、植物類、昆虫類とすべてが「自然」からあたえられたフォルムです。 空気もよく澄んでおり、どこに居ても「生命」を感じさせます。生物や草木も何かを感じさせてくれる、生物類も精一杯活動して「原色の自然の何かを感じさせてくれる」それが奄美大島の魅力です。 トンボ類... 続きをみる
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夏場となりますと海水魚の観察時期でもあります。 鹿児島県本土は東シナ海と太平洋に面しており、シーズンになると様々な海水魚が観察されます。 土着個体の繁殖と海流に流されてくるいわゆる「無効分散」や「死滅回遊」などが入り交じり、魚種は豊富です。 成魚は冬場などに沖合の網に掛かる事から、越冬は行っている... 続きをみる
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アオカナヘビはトカラ列島小宝島から生息しており、渡瀬線を挟んでトカラ列島諏訪之瀬島まで分布している「二ホンカナヘビ」と種の分布が入れ替わります。 緑色のカナヘビで、とても綺麗な印象を感じます。 小宝島、宝島には他にもオオシマトカゲ(オキナワトカゲ)、ヘリグロヒメトカゲ、タカラヤモリ、リュウキュウア... 続きをみる
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ツバベニチョウは九州本土南部から南西諸島まで観察される蝶々の一種で、宝島では5月頃に多く観察されます。 美しい体色とは裏腹に強い毒を備えており、外敵から捕食されない様です。 「美しい花にはトゲがある」といわれますが、ツバベニチョウもその「知恵」で生息してきた蝶々類でしょう。 宝島はこの数年で渇水化... 続きをみる
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画像は採集したサザナミヤッコ幼魚です。 鹿児島県本土では早い時期で5月、6月頃に観察され、9月、10月頃に再び出現しますが、5月、6月に出現する個体は土着個体の産卵の様で、9月、10月頃に出現する個体は海流による個体群と思われます。 成魚は網にも掛かる事があり、網干し場に見られる事があります。 幼... 続きをみる
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画像はアマミサソリモドキです。 奄美群島、十島村、三島村、鹿児島県本土と観察されますが、その尻尾から発射される独特の酸液は何とも溜まらない酸味の臭いがします。 奄美大島で「プー」、甑島で「へコキムシ」と呼称される様に、やはりその酸液の臭いがそのまま地方名となっております。 鹿児島県本土が自然分布の... 続きをみる
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チョウチョウウオ類は梅雨明け頃から観察される様になりますが、この画像のチョウチョウウオ類はシーズンに観察される普通種です。 俗に呼称される「豆チョウ」よりは飼育し易いサイズですが、このサイズの500円玉サイズではとにかく給餌の回数を多くしないと成長しませんね。 鹿児島県本土では個体数も多いですが、... 続きをみる
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画像はアマミイシカワガエルです。 沖縄本島の個体群と同種とされておりましたが、遺伝子や斑紋の差異などから別種となり新種「アマミイシカワガエル」と分類されました。 日本で最も美しいカエルとされている本種は、原生林の貴公子でもあり、生態系の上位でもあり、サワガニなどを捕食します。 原生林の沢沿いによく... 続きをみる
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画像はトカラ列島小宝島に定期船が入港した時の画像です。 画像の青い海と水は国内でも最も美しい海域の一つとも言われております。 トカラ列島悪石島までは何となく本土と似た印象が残っておりますが、悪石島と小宝島にまたがる「渡瀬線」を境目として風土、地質、生物層が入れ替わります。 小宝島は海水淡水化設備な... 続きをみる
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奄美大島の原生林は様々な生物類の生息、繁殖の場でもあります。 雨上がりの後の水溜まりはイモリ類が産卵します。 普段は原生林の落ち葉の中などに隠れておりますが、雨が降ると姿を現します。 アマミシリケンイモリ成体。(2002年頃) アマミシリケンイモリ幼体。(2002年頃) このトカゲ類は、昼間は落ち... 続きをみる
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画像は奄美大島の原生林に生息するイトトンボ類です。 原生林は「原色の世界」で様々な生物類が共存しています。 昆虫類、両生類、爬虫類、哺乳類、鳥類、魚類など生粋の生物類が観察されます。 原生林で観察されるイトトンボ類。(2002年頃) 以上でした!!
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画像は昨年の10月に採集したハタ類の「ヌノサラシ」です。 よくなついており、餌を求めて水面下に近づいて来ます!! ヌノサラシ、キハッソク、ルリハタ、アゴハタなどのハタ類は危険を感じると「グラミスチン」と呼称される毒液を出し、水を白く泡立たせる習性から英語では「ソープフィッシュ」と呼称されています。... 続きをみる
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プログを始めました。 興味のある方はご訪問お待ちしております。 生物観察が主体のプログです。 鹿児島県種子島のマンブローブ。(2000年) 沖縄県久米島の海岸。(2005年) 沖縄県久米島の河口。(2005年) 沖縄県久米島の海岸のリーフ。(2005年) 沖縄県久米島で観察中のツノダシ。(2005... 続きをみる